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旅をするということ (8) [サムイ Ⅴ]

トラブルはあろうとも、、、
ポタラ宮にチベットの風が渡り、アンコール・ワットから朝陽が昇り、ガンジス川に夕陽が沈む。
聳え立つピラミッドに容赦ない日差しが刺さり、ボスボラス海峡でアジアの西の果ての風に吹かれ、
車窓にアドリア海の青い海と白壁の町並みが続く。
ドゥオモから見下ろす中世の町並みはオレンジ色に染り、サグラダ・ファミリアで人生のあまりの短さを実感し、
カスカイスの岬で大航海時代に思いを馳せる。
レンソイスの白い砂丘、ウユニ塩田の鏡面の世界、マチュピチュの天空都市・・・
求めるものは、すべてそこにあります。
旅をするということ (7) [サムイ Ⅴ]

「人は余儀ない旅を続けながら、時に夢見た旅をする。」
私が利用する予定の世界一周航空券はスターアライアンスのものですが、
これだと16フライト、15都市での滞在が可能となります。
これに行きたい場所へのフライトや陸路での移動を加え行程を確定するのですが、
滞在場所が多くなればなるほど情報収集は大変な作業となります。
『地球の歩き方』を15冊持ち歩く訳にはいきませんから、この整理から始めなければいけません。
ビザ、予防接種などの入国するための基本条件に始まり、
空路の起点となる都市から行きたい場所への移動方法を調べること、
安宿のある場所を探すこと、
雨期と乾期を調べベストシーズンを選択すること、
気温を調べ持ち物を最小限にすること、など必要な情報は数え上げればきりがありません。
この作業は、結局完了することはないのですが、行きたいという意志を持ち続けるため、
そして途中帰国にならないための無理の無いコース設定をするために必要な作業でもあります。
(実際、この夢のような航空券を手にし、意気揚々と出発していった旅人の多くが、
予想以上の旅の過酷さに耐えかね、途中帰国しているようです。
そして、行き先とした場所によっては、帰国さえできず旅の空の下亡くなってしまう方もあります。)
旅をするということ (6) [サムイ Ⅴ]
旅をするということ (5) [サムイ Ⅴ]
旅をするということ (4) [サムイ Ⅴ]
旅をするということ (3) [サムイ Ⅴ]
旅をするということ (2) [サムイ Ⅴ]

旅のきっかけ
生来のものぐさ者で加えて短気な性格なため、面倒くさいことが大嫌いです。
ですから、新婚旅行だって海外には行かなかったのに、仕事関係の団体旅行に行ったのがきっかけとなり、
その後何回か友人とパック旅行をこなすと、すぐに自分が自由に時間を使える旅がしたくて仕方なくなりました。
行きたいところを自由に選び、自分で移動し、スケジュールに縛られずに好きなことする旅。
そうすることでちょっとしたトラブルに巻き込まれることになっても、
それを解決していくことは、それまで劣等感の塊だったような自分にもできることがあることが実感となり、
そのことは経験したことのない快感となりました。
でも、楽しい旅もずっと続くことはありませんでした。
何故かというと、
友人すべてがこんな旅が他のどんなことよりも優先すべき特別なイベントだとは考えていなかったからです。
数回付き合うことは楽しくても、毎年恒例としてずっとこの気持ちを持ち続けることは、普通じゃないと分かったのです。
旅をするということ (1) [サムイ Ⅴ]

このところブログ更新に気力を保てず、放置状態が続いているのですが、
以前から一度書いておきたいと思っていたことがあります。
それは「旅」についてのことです。
もちろん、自分のためにまとめて見るだけのもので、読んだ人に同意を得ようというものではありません。
ずいぶんと長くなるので、何回かに分けて掲載しようと思います。
BAKUBUN [サムイ Ⅴ]

サムイを気に入った理由はいくつかあるのですが、いくつかのうちのひとつがここの景色です。
島の北、ボプットの街外れの空き地にみごとな曲がり具合の椰子の木がありました。
木陰には気持ちのいい海風が吹き、海の向こうにはパンガン島が見えます。
白い雲の下、日差しの強さで海は青くなったり、エメラルドグリーンに輝いたりします。
ひとり旅のときは、ここに来てボ~っとするのが日課になっていました。
ところがあるとき、この空き地は柵で囲まれ、
その後ローカル度のほぼ無いレストラン(というよりカフェ)が建てられました。
とても悔しくて、ここに寄ることはなかったのですが、
今年はドライブの途中の休憩に利用させていただきました。
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